関野智子公式ブログ／tomoko Sekino Official Blog

５月４日からの『公募団体　ベストセレクション　美術２０１４』オープンに先駆け、５月３日東京都美術館にて内覧会が開催され、私も上京しました。

400以上ある日本の公募団体の中から、27団体の作家が作品を並べています。
とてもゆったりとした展示で、それぞれの団体の個性や、また逆に「こんな表現の作家もいらしたのか！」と新しい発見もあり、非常に楽しい会場でした。

また、いろんな作家さんにお会いできたことも嬉しかったです。
同じく出品されている、岡山大学の彫刻の先輩にも入口で偶然お会いできたり、
日動画廊の「ガールズ展」でご一緒させていただいている作家さんお二人にもお会いできました。長く制作をしていると、素敵な作家仲間が増えていきます。それも大きな糧になっています。

当日は、今回一緒に出品させていただいている光風会の若い女性作家さんと会場を巡り、作品を堪能しました。
展示は古い団体順になっているそうで、私の作品は会場入口から遠くない場所にあります。
初めて300号相当のサイズを制作しました、ご高覧いただけますと幸甚です。

（作品の部分：120号と130号を組み合わせています）

図録用写真の締め切りに制作が追いつかなかったので、図録の写真は途中経過で「参考図版」という注釈がついています。そこが何ともお恥ずかしい限りですが・・・。

会期は5月27日までです。多くの方にご覧いただけますと幸甚です。





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今回の東京土産は、バルテュスが子ども時代に描いた猫の絵が登場する素敵な本「MITSOU」。11歳の頃の作品なのですが、作家の核になっている部分が詰まっているように感じました。猫と暮らしている人、暮らしたことがある人にはたまらない内容だと思います。