7月の保育園講座
今日は保育園での1日絵画講座でした。
3歳児は新聞紙や包装紙をちぎって色画用紙に貼るコラージュ。
前回は小さなブロックを並べる遊びをしたので、今度は自分でちぎった紙に置き換えて平面上で形をつくっていきます。きちんと糊で貼ることの勉強も兼ねて。ちぎり方貼り方に個性が光っています。
4歳児は本格的な描画に向けて、三原色で色の実験。その後は混色して作った絵の具で模造紙に好きなように塗って遊びました。本当に自由にしてしまったら、あっという間に活動が終わってしまったので、最後のクラスでは線をいろいろ引いたあと、そこから形を見つけて色を塗ることに。
5歳児は先日美術館の講座でもやった「ほとけさまを描こう」
今回は4歳児が作った色を用いての描画にしました。
輪郭線として黒を使わない、混色してある絵の具を使うことで色調もちょっと面白くなりました。こういうほとけさまがいたらいいな~と思える、ほっこりした作品が沢山できたので、その一部をご紹介。
参考として、日本の仏像彫刻の写真をコピーして壁に貼っていましたので、その仏像からインスピレーションを受けて描かれた作品もあります。
さて、この絵はどんな仏像を参考にしていると思いますか?
ちょっとはにかんだようなしぐさの、かわいいほとけさま。
実は救世観音像がモデルでした。
共通点ありますよね。
そして最後はこちら。何の像がモデルでしょうか。
モデルになったほとけさまはこちらです。
かわいい作品に囲まれて、沢山元気をいただけた1日でした。
次回は9月。
どんな作品に会えるのでしょう。