江田明裕ガラス展@cafe Zで。
昨日は少し早く勤務が終わる日だったので、2ヶ月振りに美容院でカットをしていただきました。
そのあと、隣接するcafe Zさんへ。
ガラス作家の江田明裕さんの個展が行われています。
江田さんは*耐熱ガラスを用いた堅牢な作品を作られています。11年前になりますが2007年に初個展が終わった後、自分へのご褒美としてcafeZさんで個展をされていた江田さんのペンダントを分けていただいたのが最初のご縁です。
*耐熱ガラス(ボロシリケイトガラス)・・・理化の実験などで使われるガラス。特徴は耐熱性と堅さ。普通のガラスより軽い。
ガラスなのに、ナットのような形をしていて、中には美しい模様が見えます。
模様の部分は蓄光成分が入っていて、暗闇で美しく光ります。
今回は素敵なガラスペンを分けていただきました。
濃い色の机の上では青白く光ります。
白い紙の上に置くと綺麗な黄色に見えます。不思議・・・。
堅いガラスを使っているので、普通のガラスペンよりペン先がゆるやかに消耗するそうです。
またガラスの特質として、溶かして再加工できるので、リペアもしていただけることのこと。素晴らしい!
今朝、朝食前にスケッチしてみました。インクの代わりに薄めた墨汁で。
線を引く感触が楽しくて、いつまでも描いてしまいます。
画用紙で試しましたが、丁寧に先が整えられていて、描き味がとても滑らかでほとんど引っ掛からない。筆圧をかけなくても美しくシャープな線が引けるので、いつもよりも軽やかに描けるのがいいです。画用紙なので良く墨汁を吸うのですが、それでもこの量の線を引いても4回墨汁にペン先を漬けただけ。すごいなぁ。
そして近付いてきた市松さんもスケッチ。線のスピードが速かったからか、墨汁のつけたし無しで、このページ分描けました。
いつもの道具では出せない雰囲気の線です。沢山スケッチしたくなりました。
まずはこのペンで太くなるまで描いて、太くなったら宛名書き用のペンにします。
その頃にまたもう一本極細からスタートすれば、細ペンとペンが揃って素敵だな~と妄想。
展覧会を楽しんだあとは珈琲もいただきました。
珈琲通ではないのですが、それでも「あ、ゼットさんの珈琲の味だ!」と10年ぐらい前の記憶が蘇ってきました。不思議です。
マスターとも昔話に花が咲き、とても楽しい時間を過ごしました。
また寄らせていただきます。