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窓辺の静物に

静物画を描く時は、とにかく窓辺に置くようにしています。
多分、モノが描きたいわけではなく、窓辺の光が好きなんだと思います。
このゴールデンウィークも、目一杯外光を入れた静物画を描きました。
(『花咲く』W4)

最近、窓辺に逆光で配置することを続けています。
どんなに逆光に置いても、肉眼だとしっかり色を拾う事ができます。
影の中にいろんな色が反射していたり、光の色に季節が見えたり。

逆光にするとどうしてもシルエットのインパクトが強くなります。
窓の明るさを基準にして明暗に忠実に描くとかなり暗くなるのですが、自分で明度を上げながら柔らかく明るく、画面の要素を削りながら作ることに面白味を感じています。
しばらく同じような構図を続けると思います。

今回は、春の光を静かに喜ぶような作品になればと思って描きました。

5月9日から始まります『第7回光風会会員選抜展』(名古屋日動画廊/5月18日まで 平日10:00~19:00、土曜11:00~18:00)に出展いたします。
同じく雪の日の窓辺の静物の作品も並べます(F4)、比較して楽しんでいただけたら嬉しいです。

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