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1月末の大雪と、上野へ出かけたこと。

2月に入りました。インフルエンザが久々に大流行していますね。
私も罹患してしまい、1月末は布団で寝て過ごしていました。

とはいえ、成績処理やらいろんな書類仕事の締め切りが重なっていたので、仕事を少ししては寝て~の繰り返し。久々の大雪で外の気温が-12℃を超えた日は、台所の食器洗い用スポンジが凍り付いていて驚きました。



一晩で一気に積もった雪の様子。


猫もずっと毛布の上で温まっています。

大雪の翌々日は、とてもきれいな空をみることができました。

ツララの緞帳の向こうに、朝日でピンクに染まる雲と、浅いブルーの空。

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2月3日は作東美術館で第11回みまさかバレンタイン愛の美術展の審査をさせていただき、午後は会議で倉敷の職場へ移動。体力が戻ってきたなと感じました。

そして2月5日は光風会の総会があり、上野へ向かいました。
総会前に東京都美で開催中のエゴン・シーレ展へ。会場に設置されているパネルのデザインも素敵。

そして風景画のエリアは写真撮影可でした。嬉しくて何枚か撮影させていただきました。



使用キャンバスや地塗りがとても気になりました。上の写真は風景画の右隅のクローズアップ。少し斜めから撮影して、凹凸が見えるようにしました。とても参考になりました。





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夜、ホテルに向かって歩いていると、強く輝く月を観ることができました。



スカイツリーの上で輝く白い月を見ながら、スペイン風邪で亡くなったエゴン・シーレとその奥さん、生まれてくることができなかったお腹の子どものこと、このコロナ禍で沢山の命が消えてしまったこと・それがまだ続いていること、その最中に開催されたオリンピックのこと、その後次から次へと起きた様々なことを考えました。

この日の満月は「スノー・ムーン」と呼ばれるものだったそうで。
なるほど、白く輝いていたような気がします。
エゴン・シーレにも、今遠くで暮らす友達にも、同じように月の光が降っている―。
そんな言葉を何度も頭で繰り返しながら、何枚か写真を撮って帰りました。




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今日は2月8日。
雪嵩は随分減り、西粟倉では雨が降っています。
もうあんな冷え込みはないことを願うばかりなのですが、念のためアトリエ用に石油ストーブを買いました。停電していても使えるように。そして、熱を利用して焼き芋やお餅を焼くのもちょっと楽しみで。

寒い日がもう少し続きそうですが、寒いから楽しめることを探しながら、好きなことをしながら暮らします。皆様もお体に気を付けてお過ごしください。

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