今週末は高梁市成羽美術館でのワークショップです
あっという間に7月も後半となりました。
今週の土曜日に開催されるワークショップの準備もほぼ完了。
今回のワークショップは、絵が苦手な方にも得意な方にも、そして未就学児から大人まで、とにかく絵の具を使うことを楽しんでいただきながら、展覧会で紹介されている光あふれる絵画空間に、それぞれのペースで近づいていただけるような内容に組み立てました。
今回は絵の具の面白さを味わっていただく「絵の具遊び」から始めます。
そして形を描くことが苦手な方もご心配なく♪
あらかじめ準備してある枠や、コラージュ材料を組み合わせながら、偶然に生まれた色や形を景色に見立てて進めていきます。手前（屋内）のものをグレーの画用紙を用いて表現することで、どこまでも広がる明るい屋外の景色としっとりとした屋内の様子の対比を作ります。
ここではあまり説明をしませんが、本講座は描くことが好きな方にとっても、ご自身で描写を進めていくこともできる展開になっています。構想を練ったり、これから制作をする時のお役に立てたら嬉しいなと思います。
☆試作の見本
白い画用紙にいろんな方法を組み合わせて色をのせていきます。あらかじめ準備してある枠で好きな部分をトリミング。選ぶ場所によって、初夏の風を感じられたり、花畑に見えたり、紅葉の季節に変わったり。
☆試作終了後の自由制作参考作品
偶然できた模様に窓枠に見立てたフレームとコラージュ素材を組み合わせたもの。
絵の具で複雑な模様ができていますが、これはとても簡単につくれます。ぜひ会場でお試しください♪
好きな色を重ねていくとまるで夕暮れのような雰囲気になったので、コラージュ素材を組み合わせ、のどかな村の景色に見立てました。雰囲気を出すために、木の柵だけクレヨンで加筆しています。描写をしなくても、色と形の組み合わせだけで情感ある作品になります。
（参考作品部分）
窓枠や扉から見える世界を描くことがテーマですので、美術館内で写生をしていただいたり、描いてみたいスナップやモチーフをご持参いただいても大丈夫です。ひとり一人のペースに合わせて進めていきます。
2時間30分という短い時間ですが、どんな作品が生まれるのかとても楽しみにしています。
多くの方に気楽にご参加いただけますと嬉しいです。
お申込みはこちらから 高梁市成羽美術館ＨＰhttps://nariwa-museum.or.jp/