夏から秋へ
あっという間に8月も下旬となりました。厳しい暑さが続きますが皆様お元気ですか。
私は息つく間もなく8月上旬まで走り続けて、今日ようやく次のシーズンについて考える余裕が出てきたところです。
とはいえ、まだまだ暑くなかなかアトリエには入れません。
今年の夏の展覧会も8月16日に終了した岡山日展会小品展で一区切りつきました。
今回はご依頼がありお孫さんを描かせていただきました(お顔が出るので作品画像は掲載いたしません)。私が遠方に住んでいるため、いろいろなスナップをお送りいただき、いくつか構図の案をご提示した後、ご希望の構図で進めました。
沢山の資料をいただけたお陰で、どんなお孫さんなのか想像しながら進めることができました。
また、8月上旬には招き猫美術館さんに絵付けした作品をお送りしました。写真は描きはじめの様子。
自分の平素の制作に近い進め方で、時間や願いごとが重なっていく感じが出るやり方はないかと考え、4月からコツコツと制作の終わりにパレットに残った絵の具をナイフでのせていきました。これがどんな感じに仕上がったのかは、展覧会会場で確認していただけたら嬉しいです。岡山の招き猫美術館とギャラリー枝香庵(銀座)にて開催されます。
また、8月頭には第6回福寿草の会に参加しました。会場はギャラリーそら(鳥取市)です。
参加作家も増え、益々バラエティ豊かな会場となりました。
元気な先輩方とご一緒できるグループ展、これからも続けていきたいと思います。
8月10日には新庄村にて恩師が講師を務める粘土のワークショップに参加しました。
これが9月には野焼きされます。
どんな感じになるのでしょう。楽しみです。
あちこちに出掛け、あちこちで美味しいものをいただき、懐かしい方に出会ったり、新しい出会いもあったりと、この夏は沢山動き回りました。
そして、今年はお盆も革工房へ。
仕事を始めて5カ月となりました。
8月はミシンでの製作仕事も行いました。
油断をすると全然違うことをしてしまうのですが、ジリジリとできることが増えてきて嬉しです。
長距離移動はしなくなりましたが、それでも毎日職場へ通うなかで、どんどん変化する景色や植物の様子への感動の気持ちは変わりません。毎日繰り返し眺めるものが自分の表現の根っこになります。
今日見つけた絵にしたいもの。
相変わらずメモみたいなスケッチですが、10号~30号ぐらいで繰り返し描きたいなと思います。
気力も回復してきたことですし、これから年末までまたギュッとがんばります。
HPにて展覧会の予定も掲載していますので、お立ち寄りいただけますと嬉しいです。
関野智子HP「展覧会情報」→https://tomoko-s.jimdofree.com/exhibition/
蒸し暑い日が長く続いています。皆様くれぐれもご自愛ください。