招き猫美術館で初詣
12月13日(木)~1月31日(木)まで招き猫美術館での初詣企画に、勤務先である岡山短期大学幼児教育学科1年生の作品を展示させていただきます。
開館25周年の節目の年にご縁ができ、早速福を分けていただいたような感じです。
授業での取り組み、この企画に参加させていただけることについて少し紹介させていただきます。
工作の授業で取り組んだ「張り子技法による招き猫制作」は、①土粘土の特性やモデルングについて、②粘土やその他道具の扱い方について、③造形的上の条件を考慮しながら構想を練る、④張り子技法について、⑤下地と仕上げについて、⑦作品を引き立てる周辺小道具の計画、⑧張り子技法と郷土玩具の歴史など、様々な要素が絡んだ学習となっています。
ただ、制作して終わりではなく、多くの方に観ていただける機会をいただけたことで、学生達も楽しみながら、自分なりに拘って制作をすることができました。
近い将来保育者となる彼らには、子どもの活動を支える力をつけると同時に、ものづくりや表現の楽しさを十分経験してもらえたらと思っています。美術館で自分達の作品を展示していただけた喜びはいつまでも記憶に残り、きっとそういう楽しさや喜びを子ども達に還元する日がくるでしょう。
1年生全員の作品が並びます、素朴で楽しい作品を多くの方に観ていただけましたら嬉しいです。