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1ヶ月に1度の教室

今年の春から始めたことに県北での絵画教室があります。作東と西粟倉の二箇所です。

どちらも元々講師の先生がいらしていたのですが、様々な事情で先生がいらっしゃらなくなり、お声が掛かりました。とはいえ、短大での仕事もあるのでそれぞれ月に一度しか開講できません。それも月曜日。

講師が変わるというのはなかなか難しいもので、きっと受講生の方も最初は違和感を覚えられたことでしょう。

でも教室を取りまとめて下さる方がいろいろ助けてくださるので、とても助かっています。イーゼルやモチーフ台等、絵画教室のための設えがある場所ではありませんが、モチーフを置いていただける倉庫があったり、持ち込んだイーゼルを預かっていただいたり、施設の方にもよくしていただいています。


作東の教室は、作東農村環境改善センターの大きなガラス窓があるお部屋。今月の教室では、紅葉が始まったばかりの景色が鮮やかに飛び込んできて、それはそれは美しかったです。
折角の紅葉なので外で制作したいところですが、あいにく天気予報では雨が降るかもとのことだったので、窓辺にガラスのモチーフを置いて制作。








光と色を楽しみながら、あっという間に2時間が過ぎました。
この教室は別の日にも受講生の方々が集まって絵を描かれているそうで、どんなふうに仕上がったのか楽しみです。

そして、もう一箇所が自宅の近くにある西粟倉の教室。

スカッとしてオシャレですよね。
昔イベントで使わせていただいた民芸館がamocaというコワーキングスペースに生まれ変わりました。早速会員になって、白棟と呼ばれる建物の会議室をお借りしています。




こちらは光風会の萩原純子先生のお教室に通われていた方が集まっています。
ベテランの方が多く、地域の美術展に出展する作品を持ち込まれて制作される方も多いです。


作東もそうですが、県北地域は農業をしっかりされている方が多く、且つ地域の活動にも関わられている。そしてお仕事も持たれている方も。私だったらすぐ何かを削って楽をしてしまおうとするのですが、そんな中でも「○○展に出さなきゃ」と精力的に地域の文化祭や展覧会に参加されています。その熱意がすごい。文化への「渇望」と表現してもいいのかもしれない…。都市部のようにカルチャーセンターが整っているわけではなく、選択肢も少ないからこそ、制作への意欲が強いのかもしれないですね。




また、職場では公開講座という形で絵画教室を開いています。こちらも半期に4回程度。
コロナ禍で講座が何度も休講になりましたが、無理のないペースで継続させていただいています。

興味を持たれた方は一度お問い合わせいただけますと嬉しいです。

→詳細はこちらからご確認ください

様々な年齢の方と様々な場所で、好きな美術でつながれる暮らしができるなんで、あらためて考えると幸せなこと。恵まれているよなぁ私、とつくづく思った朝でした。

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