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秋の空



今日は午前中に雑務を済ませ、午後は身体を休めていました。
夕方、買い出し帰りに見上げた空は、すっかり秋色になってきました。

稲刈りが終わった後の田んぼに白鷺が。丁寧にごはんを探して歩き回っています。

くまなく歩きまわった後、南西の空に向かって飛んでいきました。

何だか忙しくてしばらく田畑の様子を見ていなかったのですが、彼岸花が姿を現していました。
秋にしては暑い日が続いていますが、確実に季節は巡っています。



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さて、最近のことをいくつか。

1.
絵の研究会で使うパステルが随分減っていたのが気になっていたのですが、なかなか購入できないままになっていました。ところがつい先日中古で思いがけず手に入れることができました。

レンブラントソフトパステル90色入り。少し折れていたりしますが、まだまだ十分使える状態。
私が20代の頃に同じ本数のセットを研究会係だった洋画家の坂手得二先生がご準備くださり、以来ずっと研究会では使用させていただいていました。これからまた30年近くお世話になることでしょう。

 坂手先生は私の最初の職場で上司だった方。美術館に連れて行ってくださったり、食事をしながらいろんな話をしてくださったり、とにかく良くしてくださいました。年賀状では常に激励の言葉を添えて下さって。お電話でお話をしたのがお亡くなりになる半年前のこと。電話口で変わらない調子のお話がうかがえたので、こんなに早く旅立たれるとは思いませんでした。これからもパステルを見るたびに思い出すとおもいます。

2.


9月10日は絵の研究会でした。いつもと違う場所で観ると弱点がよく分かります。
その日のうちに持ち帰り、翌々日、一度画面を拭き取り思い切って黒で潰してみました(写真は部分拡大)。研究会までにまとめなくてはと焦っていたのが良くなかったですね。大きな刷毛で潰したら、何だかワクワクしてきました。こういう大づかみな制作がやはり好きなんだと思います。
乾燥が早まる溶剤を使ったのですが、さすが黒、今日も乾いていません。
明日の午前中には次の色を掛ける予定です。


3.

13日は授業の準備をしたのち、午後から作東の教室へ。
がざい石はらさんが、教室に寄ってくださいました。
県北の画材店は津山に石はらさんが1件あるだけで、津山から更に北にある教室に時々石はらさんが画材の出店をしてくださいます。有難いことです。
私は今まで水彩画用の本格的な筆を使っていなかったので購入。リスの毛で作られた太くてまとまりの良い筆です。早速使ってみることに。

受講生の方がご自宅の秋海棠を描かれていたので私も一緒に描かせていただきました。
秋海棠のきれいなピンクが表現できる絵の具が手元になくて描き込みができませんでしたが、なるほど、細かくも大らかにも描けて、水彩絵の具で描くことが楽しくなる筆でした。



4.

作東教室終了後は南下。
9月14日は勤務先での後期最初の授業でした。

学生と久々に対面。
「先生、久しぶりー!」
「元気じゃったー?」
「今日は何するん?」
と元気よく声を掛けてきてくれます。楽しい1日でした。


そして私の癒しスポット「購買」で、何と竹の花を発見!
実はもう春先には咲いているのを他の先生が発見されていて大学のインスタにもアップされ、学生達も見に来ていたそうで

あらら、そうだったのね、全然気づきませんでした私。


淡竹なのか黒竹なのか私には判別できないのですが、淡竹なら地下茎まで枯れないとのこと。
そういえば西粟倉の教室の生徒さんの畑も竹の花が咲いたそうですが、それは淡竹でした。
どうやらあちこちの淡竹が咲いていることから、こちらも淡竹なのかもしれないですね。
珍しいものを2回も観ることができてラッキーです。



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ブログを打っている間にすっかり外が暗くなりました。
これから晩御飯の準備です。今日は夕方の買い出しでゲットした安くなったお弁当を軸に、足らない栄養分のおかずを作って簡単晩御飯。休日っぽいですね~。



明日も南下仕事。
日曜日はオープンキャンパスで体験講座。
あちこち慌ただしく移動しながら、それでもしっかり秋を楽しんだり、絵を描いたりできているのは周りで助けて下さる方が沢山いるからだなぁと考えた、9月の真ん中の夕べでした。

台風情報も気になるところです。
皆様くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

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